コースを組む前の大原則
佐渡の旅程づくりで失敗しやすいのは、「行きたい場所」を地図で確認せずに並べてしまうことです。島は広く、エリア間の移動には想像以上の時間がかかります。
コツはただひとつ、「1日1エリア」に絞ること。相川(金山)、小木(南)、両津・国仲(中央〜東)の3つを意識して、日ごとに担当エリアを決めると、移動で疲れない旅になります。
1泊2日:金山エリアに集中する
1泊2日なら、あれこれ欲張らず西側(相川エリア)に絞るのが正解です。世界遺産の金山と、その周辺だけで十分に濃い旅になります。
- 1日目:午前の便で両津港着 → 相川へ移動 → 佐渡金山(宗太夫坑・道遊の割戸)→ 北沢浮遊選鉱場跡 → 相川周辺で宿泊
- 2日目:尖閣湾など海岸の景勝地 → 昼食(海の幸)→ 両津港へ戻り午後の便で帰路
船の時刻によって使える時間が大きく変わります。到着・出発の便を先に決めてから、行き先を当てはめると計画がぶれません。
2泊3日:定番をひととおり
はじめての佐渡でいちばん満足度が高いのがこの日程です。金山、南の集落、里山と、性格の違う3つの顔を1日ずつ楽しめます。
- 1日目:両津港着 → 相川エリアへ → 佐渡金山 → 北沢浮遊選鉱場跡 → 相川泊
- 2日目:南下して小木エリアへ → たらい舟体験 → 宿根木の町並み散策 → 矢島経島 → 小木または中央部で宿泊
- 3日目:トキの森公園 → 里山・棚田をドライブ → 両津港から帰路
3泊以上あるなら
時間に余裕があるなら、島の北部(外海府)を足してください。二ツ亀・大野亀へ向かう海岸線のドライブは、佐渡でもっとも印象に残る道のひとつです。
また、大佐渡スカイラインからの眺めや、里山の集落をあてもなく走る時間も贅沢です。3泊目からは「予定を入れない日」をつくると、島の時間の流れに馴染めます。
山岳道路や一部の海岸線は冬季に通行止めとなる場合があります。訪問時期に応じて道路状況をご確認ください。